2019年 06月 29日
”和”を考える1 |
建築設計の仕事をしていて、同業の設計士さんと交流していると、皆さんそれぞれに深い考え・何年にも渡たる自分史のようなものをお持ちで、凄いなあ、と思う。と同時に自分はどうあるべきかを考えるきっかけにもなったりする。
僕の建築の始まりは、大学、、、ではなくて建築家・川口通正氏との出会い。そして川口事務所に勤務しながら、建築における”和”を知り興味を持つようになってから。
”和”っていろんな意味があるから、つかみにくい言葉なんですよね。
「和ということばの意味:①日本という意味 ②平穏でなごやかで仲が良いという意味 ③足し算の結果を和という。 ・・・日本という国の文化が歴史的に見ても常にそれまであった在来の文化と新しい外国からの文化との「足し算の結果」であり、その混乱と対立の中から「平穏でなごやかな新しい秩序を生みだしてきた」/ 建築家・横内敏人氏の言葉
普段生活していると、雑貨やインテリアショップ、雑誌などで「和モダンデザイン」という言葉を目にしたり聞いたりすることも多いですよね。 その中での「和」って実は「和」の意味のほんの一部分じゃないかな、と僕は思います。
by yoshikenarchi
| 2019-06-29 10:17
| ”和”を考える